雑誌「天然生活」の年末ごろの附録のカレンダーには「月遅れ盆」と書かれているけれど、8月13日から15日までが九州あたりでは本来のお盆である。その九州のお盆について、少々連絡事項があってお電話を掛けてくださった方があり、きのうの昼間、熱に浮かされてはいたが、なんとか用件を済ませることはできた。あとは、日頃お世話になっていることへのほんのお礼の品を見繕ってお送りしよう。
そのお電話の際、「ねえ、京都はもうたいへんな連日の暑さでしょう?」と先方に言われて、適当に話を合わせることもできたが、それでは少し実がない気がして、「この暑さには慣れもしないけど、外出して帰宅直後にばったり床に倒れ込む頻度は減ったようです。」と、かえってわけのわからないようなコメントを出しておいた。
まあまあ、暑い。わたしは、毎日のように発熱したり、ときにロキソニンをのんで解熱したりを繰り返しているので、毎日日向を歩くどころではないけれど、朝夕の涼しいとされる時間帯に外を歩いては、『きっと今が、今こそが、「朝夕の涼しいうち」なのだ。』と心の中で念じている。そして、家の中は、自分の寝室、後期高齢者の部屋、いわゆる「玄関ホール」、食堂、台所、工房その他とそれぞれ気温と湿度が異なる。いちばん暑いのが台所で、食堂に常時冷房が入るようになって宇治川方向からの夜の風が通らなくなり、早朝からとてもアタタカイ。
それでも、この暑さは、きっとあと50日は続かない。