むかし、ツイッターのボットで、「午前3時のウサギがヒャー」と時報のものがあって、かなり好きだった。アカウントを変えてから調べていないけれど、まだおいでになるのかな。
8月に、「今年は、どんなセーターを買い足そうか」と、汗をだらだら流しながらユニクロのサイトを眺めて、リサイクル素材のものをまず1枚選んだ。それは、たぶん9月のはじめ頃に手元に着いたけれど、もちろんまだ一度も着ていない。そして、10月の半ばに入ってから、また安価なカーディガンをユニクロのサイトで見掛けて購入した。
スフレヤーンクルーネックセーター 2990円
スフレヤーンVネックショートカーディガン 2990円
京都にある程度長く住まう人は、しばしば、「東京から来られたんやったら、京都の冬はさぞ寒かろう/京都の夏は暑うてかなわんのとちがいますか」という類いのことを口にする。わたしは、まつろうほうのバルバロイなので、「ええ、ほんとうにね」と返して深追いはしない。向こうもただの挨拶として当たり障りのない寒暑を持ち出しているだけなのだろう。そもそも、わたしとて生まれてこのかたずっとずっと東京の湾岸部にいたわけではない。夏場、前橋宇都宮や多治見と並んで語られることの多い、日田からそれほど遠くない場所でも暮らしたことがあるのだ。あのあたりの山間地は、冬、けっこう冷える。
とはいうものの、京都市南部とはいえ、真冬ともなれば寒くないわけもないので、冬の衣類は早めに用意する。もともとが枚数を多くもつほうではない。安いものを少し買って長く着るという、近代の英国庶民の一生に一枚のコートのような消尽を好むわけではないけれども実践している。そして、このごろのファストファッションは、ほんとうに丈夫な布でしっかり縫製されているものが多い。
11月になって、正倉院展に行けそうだったら、まずはカーディガンからおろすかもしれない。
ところで、秋服についてだけど、10月に入っても暑い日があったり、そうかと思えばにわかに冷え込んだりしていたけど、だいたいは半袖のTシャツに、パンツを合わせたり、半袖のワンピースで夏の恰好のまま過ごしていた。そのワンピースが七分袖になったり、Tシャツの上から長袖のシャツを羽織るようになったり、また半袖に戻したり羽織り物を脱いだりの繰り返しで体温調整をしながら、だんだんと被覆率が上がっていって、ついには秋になったと認めざるを得なくなるのでしょう。
今週のお題「秋服」