31日木曜の朝、午前6時直前に12.3℃の最低気温が出た。早朝に外出する予定があったので、金木犀の香りが漂っているにもかかわらず、周りの空気をとてもひんやりと感じるという珍しい体験をした。わたしの記憶では、今年暑さのために2回さかりがあったという金木犀は、10月の上旬に一度だけ咲き匂うもので、ひんやりした空気はそれとははっきり分離して後からやってくるものなので。
出掛けた先のコンビニエンスストアで、お札を崩す必要に迫られ、まず、練り辛子などを買い、ATMで用事を済ませて、あとからポッキーなどを買った。いまは気軽に両替を申し出ることがむずかしい雰囲気になってしまったとはいえ、そして、わりと空いた時間帯であったけれども、やはり店員さんに面倒を掛けて申し訳なかった。
東京で使っていたメガバンクのATMは、ターミナル駅や近所のショッピングモールにあるけれども、それだけのために出掛けていくことはない。わたしの暮らしのささやかな資金移動は、たいていの場合、スマートフォンの中のアプリで事足りる。問題は、現金をそれらの口座にいれるときで、コンビニエンスストアかどこかで口を開けているATMかCDに紙幣を揃えて入れなければいけない。現金はなんといっても強いけれども、扱いも面倒だ。そんなふうに思う時代にまではしなくも永らえてしまったことよ。
Postcrossing の最初の5通を出し終わった。ヨーロッパがふたり、北米がひとり、アジアがふたり。これからしばらく待ちの時間が続くようで、いつごろそれぞれの相手方にはがきが到達したという表示がされるかと、少し気にしながらたのしく過ごすことができる。
11月には新しいことがまたひとつ始まったので(時制が難しい。)、体力的に活動をセーブしなければならないような事態に陥らないように、することは多いけれど節制を旨として生きていきたいように思う。