ぴょん記

こつこつ憶える

だれもかれもまるでクローンのように

 顔かたち、髪型、服装が似通っている、というコメントは、まるでたくさんの勢子をつかって四方から獲物を追い立てて恣に狩った殿様が、なんぢゃ子鹿ばかりぢゃ放してやれ屋形へ戻らうぞ、と鷹揚にお解き放ちを宣するがごと。トリアノンには、トリアノンの事情があったわけですが。

 

 つまり、減点法でもって、これしちゃだめあれなおさないといけない、で、何世代か過ごすと、冒険するのも、なかなかハードルが高くなる、と。少々奇抜なおしゃれをたのしむ女でも気軽に受け入れられる空気が比較的乏しかったから、しぜん、無難なファッションに傾いて、そのまま時間が経過し、そして、現在の情態があるのかも。

 

 この傾向は、しょうばい方面にも顕れていて、たとえば、化粧品製造に関して動物実験をやめましたというので、ある国内有名メーカーのウェブサイトで買い物をしてみたけれど、いつのまにか、色も商品そのものの種類も、かなり絞られてきたもよう。海外メーカーは、どうだったかな。