ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

切り干し大根と炒め高菜漬け

切り干し大根を水で戻して、少々洗ってよく絞り、塩もみをした胡瓜やハム、茹でた鶏ささみを割いたもの、戻した若布などと一緒に酢の物にする。それを細くおろした大根などと一緒に刺身の横などの置く。 それとは別に、出汁で蒟蒻、人参、豚肉、茸などを煮て…

クワトロのMサイズピッツァを食べた昼(と夜)

和風の煮物とか鶏のささみを使ったシチューとか、そういうのも作ったけれど、祝日である29日月曜日のお昼は、ドミノピザからMサイズのピザを取り寄せた。これを年寄りとわたしのふたりで食べようというのだ。 ……年寄りが2切れ、わたしが1切れで一旦食事は終…

うなぎ弁当を食べた昼(と夜)

今月のはじめのほう、自分のアカウントでさんざんデリバリーを頼んで家族の食事として出してきたけれど、自分はおむすびひとつも食べられず、ひもじくも情けない明け暮れを重ねていた。今週、ガストのデリバリーでうなぎ弁当が280円引きというので、出張に出…

月が替わったけど後日日記は続く

27日は土曜日。短期の出張にでかける家族の旅の準備を邪魔しないように遠巻きに見守る。自宅最寄駅から新幹線停車駅までのアクセスはわりとよいので、家を出て30分以内で東海道新幹線の車窓の人になることも可能だという。その新幹線のうち、最速ののぞみを…

ヤマザキ春のパンまつり参加顛末

およそ90日間という時間があったので、30点×n枚ぐらい簡単に集められるような気がしていたのは否定しない。しかし、今月の5日以来、自分自身の食欲がほぼゼロに近づいて約半月以上が経過したこともあり、その目標達成は半ば諦め掛けていた。 それが残り10日…

ふつうの量の食事はまだ摂れないけれど

河内晩柑(ニューサマーオレンジ)を生協で勧められて配達してもらっていた。昨年の春から夏にかけて、柑橘類を多めに注文して自分では食べきれなかったのを反省して、今年は受け身の蜜柑喰いになろうと決めていたけれど、この河内晩柑がおいしかった。家の…

自宅訪問日に合わせて食事室の床を拭き上げる

25日木曜日に「地域包括支援センター」のケアマネージャーさんと、3ヶ月に1回の家庭訪問の約束をしていた。3ヶ月に3回、ケアマネージャーさんと介護保険サービス利用者である後期高齢者本人との面談は予定されていて、そのうち2回は電話によるもの、残りの1…

27日に書いている23日の日記

だんだんとまとまった量の食物を咀嚼できるようにはなった。それが胃を通過して、腸を過ぎる間に身の養いになるかどうかは、また別の話であって、とにかく饑くて動けなくなるのはともかく、その次ぐらいに食べたものが原因で身を揉む苦しみを受けることは回…

後日日記を終えて

どうにかこうにか4月5日以降21日までの後日日記を埋めた。これから毎日日記と5年日記をたとえ1日1行でも記載していくつもりだけど、半月分以上を一気に書くかたちでの後日日記にはやはり無理があるので、これからは溜めてもなるべく5日分以内にしたい。 丸美…

後日日記18 24/04/21

午後、テレビを観ていたら甲子園のデイゲームが阪神が3点取ってすぐ、7回でコールドゲームになった。阪神ファンは辛抱強いと思ったことには、この日の雨は気温がそれなりに高いわりには冷たく、銀傘の外で薄いパーカーを羽織っただけの人たちはさぞかしつら…

後日日記17 24/04/20

きのうの今日でなにが変わるというわけではないけれど、胃の働きを助けるくすりを食前にのむようになってから、徐々にものを食べるということを身体が思い出してきたようである。夕食にはなんと、生の魚を2切れ、がんばって食べた。いいのだろうか。冷凍の鰹…

後日日記16 24/04/19

朝、近所のクリニックへ行って、仰臥して腹部を触診していただいた。そのあと半時間ほど点滴をしてもらい、処方されたくすりを受け取って帰宅した。輸液も処方薬もたちどころに効くタイプのくすりではないけれど、なんとなく安心してそのあと少しビスケット…

後日日記15 24/04/18

夕食提供時、ふらつきがなかなかに厳しくて、お膳を真っ直ぐもって歩ける自信がもてなかった。そこで家族と相談して、掛かりつけの大学病院ではなく、面識はないけれど近所の内科のお医者さんに明日診てもらうということで意見が一致した。いわゆるホームド…

後日日記14 24/04/17

朝の5時半ごろ、山のほうから小鳥が窓際までやってきて何羽かで囀る。そして、夕方の5時半から6時半ごろまでは、下のグラウンドで小学生やそれより小さい子供たちがいわゆる遊び声というのを挙げながら、何人かで賑やかに跳ねている。 それを聴きながら、朝…

後日日記13 24/04/16

胃が弱って栄養が摂れないのなら、経胃でない栄養摂取の方法を考えたりするのが近代医学なのだろう。多少の水分を口から流し込んでしばらくすると、胃のあたりからキュルルと受け取りのサインが発せられる。そのあとは、干からびかけの身体のあちこちから引…

後日日記12 24/04/15

来月早々の定期通院を1週間ばかり早めていただいて、その折りに消化器内科を院内紹介してもらえればいいのではないかとのんびり構えていたが、発熱以来10日を経て、病態はよくなるどころか次第に篤くなり、おそろしくて体重計に載れずにいた。 なるほど冷蔵…

後日日記11 24/04/14

とうとう8歳のころから原則1回も見逃すことなく見続けてきたNHKの大河ドラマのリアルタイム視聴を断念する日を迎えた。今年の『光る君へ』について、家の中では秋山竜次さん演じる藤原実資の、たとえば、「Aは、たしかにCであるが、だからといってBがDでない…

後日日記10 24/04/13

寝込んで一週間にして足腰が弱って、朝餉の仕度もさらに休み休みしか続けられない。2リットルの水が入る薬罐をフルで沸かしては、これを片手で持ち上げられるのもあと数日間のことだろうと悟るような弱りぶりである。わたしのほかの家族は、家事、特に炊事が…

後日日記09 24/04/12

好物の苺が手に入ったので、ひとつふたつ蔕を取ってそのまま噛みしめた。いかにも苺らしい香気はかろうじて感じられるものの、甘いか酸いかの判別がつかない。熱で唇がひび割れてきたのと同様に、味蕾もだんだん弱くなってきたようで、家族に供する汁物の塩…

後日日記08 24/04/11

このころになると、昼と晩は、なんとか自分以外の家族の食事を休み休みしながら用意して、それでもどうしようもないときだけ、デリバリーを手配するようになった。毎食出前を頼まなかったのは、ひとつには、人数分の食事を取り寄せるとなると一度一度のこと…

後日日記07 24/04/10

水曜日。このあたりから、絶対的な摂取カロリーの不足等が原因で、思考の肌理が徐々に粗くなっていった。もともと炭水化物や蛋白質が足りていなかった上に、さらに食物が摂れなくなったものだから、あとはいまある身体の筋肉や脂肪等を基礎代謝とわずかな運…

後日日記06 24/04/09

火曜日。 ぼちぼち仕事と取り組みつつ(PCの作業が主なので、椅子に座って行えるからまったく平気。)、野菜2品と動物性蛋白質1品の主菜副菜を揃えては、家族に提供する。連続テレビ小説『虎に翼』が2週目に入り、主人公の寅子(ともこ)さんは、高等女学校…

後日日記05 24/04/08

月曜日になった。日中は、日当たりのよい南側の部屋で最低限の家事のほかはなにもせずに寝て過ごした。夕食の仕度が済んで配膳が終わると、自分は歯を磨いて塒へ戻った。この繰り返しの日常が、そののちほぼ11日間にわたって続くので、したがって後日日記の…

後日日記04 24/04/07

家族の一部が隣の府へ早朝から出掛ける。 だんだんと空になってきた胃腸から空気が抜けて、寝ていると腹がやや平らかになったように感じる。そのまま、胃を抱くように斜めにうつ伏せになり、ゆく春を惜しみつつ、薄暗い寝間でじっとしている。胃は、ときどき…

後日日記03 24/04/06

木曜の定期通院の日から3日目。そろそろ食べられないことで身体に新たな熱源が取り込めないのが原因で、ふつうならば饑く物憂くなりそうなものであるが、消化吸収という作業を一旦休止した身体は、なんとなく安らかである。 ところが、主病のほうの治療のた…

後日日記02 2024/04/05

早朝、熱は下がらないし、頭は破れ鐘を打ち鳴らすのを聴くように痛むけれども、年寄りの朝食は6時半過ぎと決まっているので、1時間前に起きて、電気圧力鍋に粥のお米をセットし、みそ汁と目玉焼き、あとは湯茶の世話をする。 この日から数日間、わたし以外の…

後日日記01 24/04/04

定期通院の日。この日は、帰路、バスの車窓から鴨川沿いの桜を背景に、おそらく結婚写真の前撮りをしているグループを2組見掛けるなど、陽光に恵まれた美しい日であった。にもかかわらず、わたし自身は、なんとなく体調不良で、夜に熱を出して苦しい思いをし…

起き上がるまでに猶予の要る身

早朝、熟睡ののち横臥していても用があることを思い出すとたちまち縦になれるのが数少ない取り柄だった。それがこのごろでは、『まだ四時か……。』と、常夜灯にしているLEDライトの弱い光に浮かび上がる時計を見上げて、寝るとも起きるともなしに眼を瞑って過…

ソメイヨシノが早くも満開

明日にはまとまった雨が降るかもしれない。だから、小鳥に花の中心を吸われてぽとりぽとりと花弁を散らせているソメイヨシノが、きょうを限りと精一杯に咲いているような気がして、押していた車椅子をくるりくるりと回しては、ほら、桜、きれいだね桜、と繰…

『ケーキの切れない非行少年たち』

たぶん掲載誌で何編か読んだことがあると思う。円柱型のケーキを3人で均等に分割するように、ケーキの上面に見立てた円に分割線を引いてください、という問題を出されて、たとえばまず円の中心を通る直径を引き、次にその直径に垂直な半径を書き入れる。円は…