ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

それでも暫定的にブログを書くしか

cakesの人生相談の連載記事、ツイッターでのリツイート、noteからのクリエイターらの脱退、その後の収拾の動きなど、数日前までなかなか賑やかだった。わたしは、当の相談者さんのこころの柔らかさを救いとして感じたひとりで、もういろんなことが真偽不明(…

おでんはまだ、鍋はもう3回以上

今週のお題「急に寒いやん」 たまには、今週のお題について書いてみよう。例年、8月の末には大根と蒟蒻を練り物や茹で卵と一緒に煮たのが恋しくなり、シーズン初めてのおでんをシーズンがまだ始まっていないというのに炊く。それが今年ばかりは、なぜかおで…

スーパーな彼女、聖母となる彼女

先日、板垣巴留さんの『BEASTARS』第21巻を読んで、これも次巻でとうとう最終巻かと感慨を新たにしたものである。ハイイロオオカミのレゴシに4分の1だけ、コモドオオトカゲの祖父の血が流れているところとか、そのレゴシがドワーフうさぎのハルちゃんと恋愛…

源氏物語を伝えた定家卿の労苦

28日の夜に長い宵寝から覚めてみると、テレビの画面に、痛い歯を全て抜いたりしながら、収集した源氏物語をわかりやすい文字で筆写して後世に伝えた藤原定家の功績を称える番組が映っていた。『紫式部日記』の山本淳子先生もコメントを述べられていた。ああ…

天ぷら鍋をきれいにした

天ぷらやフライにつかうオイルは、だいたい2.5回で取り替えたほうがいいとどこかで読んだ。野菜の素揚げなどでは、オイルはそれほど濁らないが、パン粉や片栗粉、小麦粉を衣にした揚げ種を揚げたあとは、かなり表面積の大きな屑がオイルの中を漂っているから…

プラットフォーム変更という揺さぶり

ある「人生相談」の回答を巡って、それがDVと強制性交等犯罪被害者らに対してあまりに無理解が過ぎるのではないかという批判が起こった。その回答が、「嘘を吐く、あるいは大げさな表現を交えることによって、『被害者』は信用されない」という言説を包含し…

黄金桂はしっかりしていた

金曜にルピシアさんで入手した黄金桂を、日曜の夕食後にいれてみた。ひとり分8gというので、ティーポットに12gくらい入れて、熱湯で1分。それでマグカップに注いでみたら、一煎目は穏やかなかおりだったが、しばらく時間を置いた二煎目は、むかし、ティーバ…

ルピシアさんで烏龍茶を

このごろ無印良品の凍頂烏龍茶のティーバッグが、ネットストアで買えなくなっている。茶に関していえば、わたしは、紅茶は殆ど嗜まず、緑茶と、その半分くらいの烏龍茶を好むので、熱湯で淹れてふつうよりも長く置いて濃く滲出させた凍頂烏龍がない生活が長…

バスに乗って電車にも乗って

自宅最寄り駅を電車に乗って都心方向へ発車するとすぐ、大きな川を渡る。河口に近い汽水域なので、満潮が近いと小規模なポロロッカのように海から川に向かって水の表層が動いているのが電車の車窓からでもわかる。 あいかわらず、都バスの一日乗車券の魅力に…

プライムデーに買ったもの

十日ほど前、アマゾンで物品が限定的に、少し安かったりほんの少し安かったりしたプライムデー。そこで幾つか買いものをしたために、現在は、稍節約モードである。 烏龍茶24本 アマゾンの単4電池20本、同単3電池20本 モバイルバッテリー ポッカのカップスー…

ほうれん草が届いてよかった

きのう、豚コマ肉を煮た鍋でうどんを温めて食べようとした。菜っ葉は、白菜とキャベツがあったが、頭のどこかに、小松菜とほうれん草の両方を半月ほど口にしていないけれど、それがちょうど届くような感じがしていた。 いつも金曜に食品たくさん配達してもら…

やさしくあるには体力がいる/笑顔

映画の話。ある寒い地方での厳しい季節に行われた屋外撮影の折、出演する俳優さんの奥さんで、女優でもありモデルでもあった女性が、共演者やスタッフにたびたび温かいスープなどを差し入れたので、共演の年輩の女優さんがその労をねぎらったところ、当の女…

風邪というよりは腰痛そのものだった

日曜の午後、ぺったりと貼られたロキソニン配合のプラスタが24時間よく効いて、剥がすころには痛みも消えていた。きょうは、朝昼夜とフルに台所で立ち働いて、豚バラ肉とパンダ豆、大根の羹を中心に食事を用意していた。昼に主にそれだけで食べていた羹は、…

風邪を引いたのかもしれない

とはいえ、発熱は、ないんだけれども。とにかく眠くて寒くて身体の節々が痛くて不自由な日曜日だった。 ただし、なぜか天気予報通りの雨ではなくて、午後早くからはなんと晴れてきたので、洗濯ものを「センタッキ」1杯分回して干した。体調が10段階で3くらい…

しくしく痛む腰の話/モバイル

週末も腰が痛む。とはいえ、背中と腰、腰と臀の境目は、肉屋の店先の部位表ほどには劃然とされているわけではないので、だいたい腰が痛いのかなあと思う程度の確信である。 雨が降って寒い。アマゾンのプライムデーで買った物品が五月雨式に届いており、予備…

ふしぎな小道具がたくさん詰まった鞄

ひとは谷和野さんの漫画を読むとき、ふたつの特徴に魅了されることだろう。ひとつめは、tipsや寓話性にあふれた台詞回しである。わたしたちは、ヴィクトリア時代に生きる小さな淑女ではなく、21世紀の海で藻掻くひら人であるけれども、それでも日々をやさし…

だんだん寒さが沁みてくる

住んでいるのは大きなコンクリートの函なので、暑いにつけ寒いにつけ、いつもそれに気が付くのが同じ町の一戸建て住みの人よりも半月遅くなる。それが常だったのに、今年はほとんどタイムラグなしで寒さを知覚できたのは、気候が急激に変化したのかそれとも…

芋はカットして蒸して食べる

さつまいもを調理するとき、以前は、洗って10センチ程度に切ってレンジアップしたのち、鋳物のパンで水分を飛ばしていた。そこをこのごろは、厚さ2センチとかにスライスして、10分ぐらい、強火で蒸して仕上げるようになった。先週末にさつまいもを1キロ買っ…

ポトフのありがたさ

ツィッターのタイムライン上のともだちが、おうちでおいしいポトフをいただいたことを話していた。それに軽く耳を引っ張られるように、残っていた豚バラ肉300gをつかって、わたしも昼前からポトフのようなものを煮ていた。固形ブイヨンと顆粒コンソメでどん…

そこに医師がいて薬があるのに

産後の生活がもう限界 大きな病院の精神科に事情を話してなるべく早く診察の予約をとり、投薬なりカウンセリングにつなぐなりしてもらったほうがいいと思う。もう一回書く、なるべく早く、そして確実に。 2020/10/11 11:05 いざ心療内科に予約をしようにも数…

痛いか痛くないかはなんにつけても大きい

女性科系では痛いこと続きだったけど、肩凝りや腰痛や関節の痛みからは、殆ど自由でいられたわたしのこれまでの人生、しかし、先月は、首から左肩に掛けての痛みと腰の痛みに相次いで苦しんだ。 肩のほうは、門前の小僧で多少なりとも心得のある人が生まれて…

雨の衣替え

ふつうならば晴れて空気もからりとした中で秋冬物を広げて夏物と入れ替えるところ、暑い日々のあと、雨が続いてにわかに冷え込んだために間断なく降る雨のうちに長袖を引っ張り出すようなこのたびの衣替えである。 雨が上がったら少し遠くの店まで出掛けてお…

空気が乾いてきた

近付いてきた台風14号によって活発化した秋雨前線の絡みもり、空気中にはそれなりに湿気はあるだろうけど、ここ数日、気温がぐっと下がったせいで、自分の身体がしなびてぺらりとしてきたかのような感覚が去らない。自分の存在が、つねにも増して、こころも…

納得をゆるさない浸透圧

ほっともっとさんの幕の内弁当はとてもおいしいのだけれど、おしむらくは、牛肉と蒟蒻を甘辛く煮付けたおかずが、わたしにとっては過剰に醤油辛くて、しかもお砂糖多めに感じられる。それを口にした瞬間に、唇の裏側の粘膜から水気があらかた誘拐されていく…

ずっと働く水曜日

朝からずっと机に向かっていて、自分の昼食は、なまの食パン2枚とお豆腐汁の残りで済ませた。それから鍋2つをきれいに洗って、琺瑯のほうで鶏とエリンギの入ったシチューを炊き始めた。鶏のもも肉が熱と塩気でほろほろと崩れてしまったのがわたしの好物なの…

仕事して食べて眠ってのサンドイッチ

ややエネルギー切れの様相を呈してきたので、デリバリーとかコンビニエンスストアとかに食事の用意はお願いすることにして、机に向かって食卓について長くなって数時間眠っての繰り返しで一日過ごした。宵寝のあと、懸案のアイロン掛けは、なぜかできたので…

笑う方向に針路を変える才能

そういうのが殆どないものだから、ひとたび溝に嵌まるとなかなかもとの平面に戻って転がることができない。とはいうものの、標準的な大人なら、同じくらい不機嫌にもなるだろうし、もう少し思い切った性格なら戦端を開いたあともないかもしれない。 もうそこ…

幾ら寝ても寝足りないわたしはついに

日曜の昼、食事の際に、ビールを開けて300mlばかり飲んでしまった。きょうはもう仕事も勉強も一切いたしません、と宣言して。 開けたのは、ヤッホーブルーイングさんの「インドの青鬼」。やや苦みのある、おいしいIPAである。それをカレーピラフやトマトのサ…

舞台人の人生は

土曜の夜、1980年10月5日、日本武道館において開催された、山口百恵さんの最後のコンサートの映像と音声の記録がNHKにより全国に流された。彼女自身は、ステージ上で何度も「8年間」というのだが、厳密には、7年半の期間、中学生から成年直後まで、すさまじ…

階級の崖を登攀する者たち

NHKの大河ドラマの原作でもある堺屋太一『峠の群像』。徳川五代将軍綱吉の治める江戸の街を、のちには日本中をも震撼させたいわゆる忠臣蔵事件が、経済戦争の側面をもつことを描いたこの作品では、吉良上野介は、席の温まる間もなくあちらこちらへ顔を出して…