ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

わたしの休みの日

同年代の同性のなかでは、単位時間内の労働総量が圧倒的に少ないことは措いて、さて、昨日は、机の上の仕事も台所での労働もない半日が得られたので、iMSで借りた映画を観た。 俳優の名前で書いていくと、浅野忠信が、「前妻」の寺島しのぶとの間に儲けた娘…

春や、みやこは

お仕えしているにょおうさまの物詣でにお供するので衣装を調えているが、手持ちのものではいだしぎぬとしてみたときの様子が気に入らないのでなんとかしてほしいと、はらからが文でいってきた。このおんなはらからは、みやこが寧楽にあったころ、諸兄のおと…

暮らしの楽しみ

今月の日経朝刊『私の履歴書』の執筆者は、良品計画元会長の松井忠三さん。大好きブランドの改革者の回想録として、興味深く読ませていただいている。今日の日付の分に、今世紀初頭の無印改革のなかで、値札の数をしまむらの3にならって203から97に削…

パウンドケーキ

過去3年分ほどのこのブログを読み返してみて、この期間にほんの数回ではあるが、パウンドケーキを焼いていたことを思い出した。ケーキでもなんでも、作ろうと決めたらあまり余計なことは考えずに、あらよっと一気呵成にしまいまで仕上げてしまうのが楽なの…

やきめしと炒飯

そのやきめしは黒かった。新福菜館で、小さめのラーメンを頼んで、やきめしは3分の1を分けてもらえばいいと思っていたが、雑誌の知識よりも、想像よりも、なお黒かった。 新福菜館にて なにかの挽肉、たまご、九条葱まではわかるのだけど、肝心のめしを黒…

とっくりと聞く

「徳利と菊」と、まるで料理屋の二階の小座敷のような画が脳裏に浮かんだが、それはそれとして。電話で今週だけでも3回、通算で6、7時間、ある人の話を聞いて、なるほどふつうに連絡しているだけでは触れることのできない感情の襞とか人と人の関係の機微…

早起きが過ぎる

朝、3時半ごろに目が覚めたのは、前夜9時ごろには一旦寝入っていたからだろう。それからも喉の乾きを覚えつつも、水を飲むほかに起きる用事もないことから、3分の2ぐらいは眠った状態のまま、5時まで過ごす。ということまでは、きのうのブログで書いた…

かえって寒い如月の末

先月半ばに始まる寒波の猛攻のおりには、家のなかでも厚いセーターを着てズボンを履いていた。それが、やや寒さが和らいだところで、部屋着の上に薄いセーター1枚を引っ掛けただけで過ごすようになり、あわててショールを首の周りにぐるぐるに巻き付けても…

何十年前かの冒険小説

君よ憤怒の河を渉れ (徳間文庫) 作者: 西村寿行 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2014/12/05 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る 中国で『追捕』と題された『君よ憤怒の河を渉れ』は、合計で8億人の観客を動員したのだとか。映画は何…

延期された通院日当日

諸般の事情で、いつもの倍ほどの量を採血されたので、院内コンビニエンスストアで買ったサンドイッチの包み、その場でばりばり開けて貪りたい衝動を抱えつつも、ちょっとだけ付き添いの真似事をして、そのあと、自分の診察待ちで中待合へ。月初に予定されて…

恒例の後片付け

金曜の帰宅直後も、旅行前と旅行中に着ていた衣類を洗濯した。土曜の午前もその作業が続き、さらに、14時過ぎに木曜と金曜にそれぞれホテルから出した宅配便が洗濯物含みで到着。洗う、濯ぐ、絞るという力仕事は、洗濯機がしてくれるから、仕分けと干すの…

『羊の木』

hitsujinoki-movie.com 水曜に2本観た映画の残りの1本。法務省の矯正担当の部局はなにもお手伝いしないの?とか、女性のこの種の犯罪はけっこう少ないので全国的に顔と名前を知られているのでは?などと考えずに、もし、こういう制度が実際にあるとしたら…

京都国立博物館で

昨秋開催された国宝展にせめて日帰りでも出掛けていけばよかったけれど、そういうわけにもいかなくて。ホテルからしゅーっと東大路通りに出て、京博の正面玄関まで10分くらい(タクシーさんで。)。ふだん六国史の一部などを読んでいるからなのか、その時…

ホテル移り

朝のうちに、1泊だけ違うところにしておいた東山の麓のホテルへ荷物を移動して、それから、百万遍へ。15日は、知恩寺境内での手作り市の日。どれでも3個で1080円の陶芸品を6個ほど選んだり。そこから叡電で一乗寺へ向かい、アヴリルさんと恵文社一…

引き続き、府内で

3泊4日の京都滞在なのに、思えばわたしたちは京都市中におとなしくしていない。大阪の鶴橋に焼肉を食べに行ったり、奈良国立博物館を見学に出掛けたり。つきましては、というわけではないけれど、今回は、京都府内で少々遠出を試みた。 城崎温泉に行く電車…

新幹線で、西へ

これは、後日日記。今年の旧正月は、新暦の2月の半ばに始まるというので、大陸からの観光客は、春節前にもう移動を開始しているとか。なるほど、京都市中でも、あいかわらず元気に動いているのは、大陸からのお客さんに半島からのお客さんがただった。民泊…

初節句のお祝い

www.takashimaya.co.jp 年の離れた従弟のところに、女の子が生まれて一年。来月には初節句を祝うという。関東のほうでは、吊しの飾りを手作りしてお祝いする地方もあるらしい。 斜めマフラー、けっこうくったりしてきた

冬季五輪始まる

平昌で開催されているオリンピック、きのうの土曜日は、午後早くに寝て、夕方起きて、宵の口にまた寝ていたのだけど、日付かわったころ、水気を取りに起きてみたら、東京と時差のない場所で日曜日を迎えてもノーマル・ヒルかなにかの競技を実施していた。選…

親も幸せに、自分だってほどほどに

無職弟に仕送り続ける母 「家族全員が破綻」兄の危機感:朝日新聞デジタル 親の看取りや実家の管理はきょうだい間で完全に公平である必要はないけれども、負担の偏りが著しい場合は当人の人生を押し潰してしまう。家庭裁判所など公的な機関で話合いの場を設…

髪染めの混乱

寒いので、ずっと髪の毛を染めることなく過ごしてきた。 どうして「寒い」が、染髪を避けることと関わりがあるのか。それをきちんと説明すると、以下のようになる。つまり、わたしの使っている1ハコ600円くらいの染色剤を用いるには、前日に髪をきれいに…

おん主の頽落

おれはもういかんのかもしれぬなと衾を引き掛けて横臥したままであるじの殿がおっしゃったので、わたしは、いつものように聞き流して、そこかしこに脱ぎ散らかされていた御衣を簡単に畳んでからそばにいた小女房に下げさせた。わたしやほかの者が取り合わな…

冬日の閑居

『服従』は、いまはこういうのが流行するのかという以上の感想はもてなかった。文明が衝突して、より巧妙なほうが終局的な勝ちを収める話として読んでも、主人公の周辺で用いられるそのテクニックがオイルマネーでもってよい雇用条件という現在の生存と、性…

届かない、アマゾンの荷物

「金曜中にお届けします」というアマゾンの注文、結局、日曜の午後に到着した。 誠に申し訳ございませんが、ご注文商品(注文番号:ppp、お問い合わせ伝票番号:qqq)について、仕分け作業に不備があり、お届けが遅れていることがわかりました。 「不備」と…

ブログに見る近年のワタクシ

ここ一週間、このブログの最近900エントリほどを読み返していた。ほぼ食べることと、身体のことしか書いていないと思っていたら、意外なことに、1年ほど前までは、それ以外のたとえば社会現象などについてもけっこう言及していた。これはあれだ、昨年の…

転んだ、公道で

その瞬間、もう駄目だと思った。横断歩道を渡った直後の、ほんの数センチ高くなっている地面を爪先が掴みきれなくて、前のめりに倒れた。家を出る前、自分の身体が右側に傾いで感じられたのは錯覚じゃなかった。 躓いたほうの右脚、脹ら脛の筋肉が、せめてわ…

アマゾンで買いもの

きのう、アームウォーマーを35cmの棒針で編み始めたら、これがなかなか編みにくいので、20cmの棒針のセットを注文することにした。それだけならば、金曜午前に注文して日曜の配達だったのが、ついでに頼んだ文庫本の影響なのか、「両方、金曜のうち…

この週末も雪が降る

木曜から金曜にかけてをはたして週末といっていいものだろうかというのはまた別の問題で。 さて、モバイルWi-Fiのはなし。2月1日に契約を継続することを希望しない旨、ショップで申告して手続をすませれば、2月中の利用料はかからないという説明を受けて…

晦日に仕事で

前日の火曜日には、おかしなことばかりが起こった。こういうときこそ身を慎まねばならないと長年の、しかし乏しい経験から素朴な処世訓を掘り起こして机に向かう。たとえば、火曜に寄った雑貨売場、包装の途中で係を替わった店員が、「こちらはもうお支払い…