ぴょん記

こつこつ憶える

ふつうの暮らし

 テロ行為に屈することなく、いつもと同じように生活する、と、昨秋のパリの連続テロのあと、殺傷行為の起きたカフェでコーヒーを嗜む人がインタビューに答えてそう言っていた。日本時間では昨日、2016年3月22日午後4時ごろ、現地時間では同午前8時ごろ、ブリュッセルの国際空港と地下鉄で自爆テロが起こった。夕飯の仕度をするために机を離れる前、目の端に、ぶりゅっせる、すくなくともひとり死亡、と速報が映った。午後6時台のNHK-Gの首都圏ニュースでは、江戸川区にあるライオンの研究所で花粉が衣類に付かない方法を気象予報士がリポートしていたりして、それが、午後7時のニュースに切り替わるや、ベルギーのテロのニュースが始まった。現地の情報が錯綜していたのかもしれないし、翻訳作業に時間がかかっていたのかもしれない。それはそうなんだけど、長閑な生活のどこにでも突如、陥穽が生じて、ひどいことになるのをテレビの画面そのものが体現していたと昨日のNHKを思い返すにつけ、しみじみと感じる。

 ベルリンのブランデンブルグ門のライトアップは、真ん中の色彩がなんとなく要調整の印象であった。

 

 中東系のテロ組織が犯行声明を出したとあって、ドイツをはじめとする欧州の善意を頼りに戦乱の地を離れてきたたくさんの難民とその支援者が、また苦難の上乗せをされるのかと心配。