ぴょん記

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親から預かった弟子を守るということ

 

相撲協会:「貴乃花親方は礼を失した」臨時評議員会 - 毎日新聞

尊属殺のケースでどういうことを娘にした父親が殺害されたかを考える知性をもつに至った人類が、上司かつ先輩なのに再三にわたる架電に応じて貰えない理事長の行いについて何ら顧慮することなくこんな処分をするとは

2018/01/05 08:01

  去年の半ばに『花戦さ』という、初代池坊専好の映画を見た。きのうの評議員会の議長は、その流れを汲む人らしい。

 さて、会見では、「上司で先輩の理事長が何遍電話しても出なかったし折り返し架け直しもしなかった。」ことに代表される礼を失した振る舞いが、貴乃花親方の2段階降格処分の主たる理由とされたが、普通の判断力のある一般人ならば、貴乃花親方は理事長からの電話にどうして応じなかったのか、そして、鏡山親方が何回か江東区の部屋を訪れたのにもどうして対応しなかったのかを考えるはずである。

 かわいい弟子の貴ノ岩が、格上の横綱力士に殴られた。もし、貴ノ岩の親方としての立場よりも、巡業部長としての役目を優先していたならば、はたして殴ったほうの日馬富士は、引退して、罰金50万円の略式命令という刑事処分を受けるところまでいっただろうか。国中から、その頑なな態度はわけわかんないし、ノーコメントを通すとはいかにも柔軟性に欠けると叩かれながらも、貴ノ岩をカメラの砲列(という表現もどうなのかとは思うけれども)から庇い続けた貴乃花親方は、もうちょっと評価されてもいいように思う。

 もし、理事長からの電話に出ていたら、きっと貴ノ岩もいろんなところに単独で引きずり出されて、お話自体、なし崩しに、モンゴル人力士同士のお酒に酔った上でのじゃれあいのように矮小化されてしまったことだろう。

 一般の人のコメントで、「喧嘩両成敗」というものがあって、とても驚いた。いったい誰と誰の喧嘩というのですか。

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