ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

それは違うという思い

 違いがあってもまったく構わないのと、引っかかりが大きすぎて違和感がいつまでたっても飲み下せないほど大きいのと。ときおり、たとえばこのブログに書いている中身について、自分にはよくわからないと云ってこられることがある。それが度重なり、「わからない」と云われることがみたびに及べば、相手が善意でわたしを傷つける意図など一切ないとしても、わたしのなかの何かが相手を苦しめていることはそこはかとなく推し量れる。混じりけの少ない純粋さではなく、はなから固まるつもりなどないという粘った水気が、しばしば相手を不快にさせてきた。直せないのだ。だから、わたしがなにか「きちんとしている」人や物ごとについて、納得できない気持ちになって背中に始終小さな蠅でも飛び回っているかのように感じるのも、ただただ相性の悪さがもたらす結果なので、こればかりは辛抱するしかない。