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ぴょん記

まじめにはたらく

うらやましさ

Werk

 流れてきたうわさのようなものによると、誰かがネットに「報告」した消費行動や収益のだいたいの総和などから、ご当人や家族の懐具合を探る動きがあるという。わたしはフェイスブックをまったくみないし、インスタグラムにもほぼ動物の写真しか表示されないので、妬心を掻き立てられるような投稿というものにそもそも触れない。ましてや慎みをかなぐり捨ててつとめて探索したくなるような、そんな羨望の対象となる他人の消費というものを個別に認識することはほぼないといってよいだろう。

 世の中に見事な金の遣いかたと、えげつないそれがあるとして、お金に色のついているでなし、自分に関わることでなければ、犯罪に関するものでない限り、黙ってみているほうがよい。とはいうものの、自分がそのモノを得て嬉しいと思うだけでは物足りず、得た事実をネットで「報告」して、「承認」を集めたい、それもなるべく広くたくさん、という心理が現代の商いを動かしていることも一面の真実である。他人の欲望を欲望すること抜きには、贅沢品も、ちょっと気の利いた大量生産品も売れない。売り手と買い手は客観的に共謀している。きょうび、買い手の側には、自分の好みで自分の金を遣い、こんなすてきなものを手に入れたのよ、と、むしろ誇らかに披露する気持ちが財布の中身を忖度されたくないという思いに優ることもあるかもしれない。

 そんな中でわたしがほしいものはなにかと問われれば、病の身とてすなわち健やかな血肉であろうと思われるだろうが、なんだかそれはもう無理そうなので思い煩うことの少ないあたまをウィッシュリストの第一に書いておくとしましょうか。

 それにしても、7日の特に午後は寒かったこと。

 

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