寝る前にiPadでいろいろ読む。漫画や、太宰治などの小説、そしてSF。『三体』をそろそろ読まないととは思うのだけど、なかなか手が出ない。読めば必ず面白いことはもうわかっているのに。
小川一水の短編集で、小国の第六王子に生まれて、膂力や容姿に恵まれなかったけれど、数的な天稟を享けて大国を支配するに至った王の物語があった。その王の最大の武器は、人力コンピュータというか、とにかく計算するための組織で、その中での人間たちの働きぶりが実にすさまじいのだ。
これを読んでしまっても、次の楽しみが控えている。