ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

映画を観に行っていない日々

 西川美和監督が、佐木隆三『身分帳』を現代ふうに脚色したという、『すばらしき世界』。主演が役所広司さんだし、左肩から腕に伸びる筋彫りだけの意匠にもエピソードがありそうだし、で、観たいは観たいのだけど、いっていない。

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 ヤマシタトモコさんの『さんかく窓の外側は夜』も映画化された。美青年の雇い主が同じく見映えのする容姿をしたスカウトした青年のからだに手をつっこんでオブジェクトを掴んでぶん投げる、という業務内容の激しさを実写でどう表現するのか気にはなっているが、こちらも観に行っていない。

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 原作の中に、3組かそれ以上の親子が出てきて、親の掛けた呪縛を子どもがどう祓っていくかがテーマのひとつなんだろうけど、それがいちばん大きなテーマかというと、それは自信がない。