ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

眠気に溺れた某月某日の日記

 抗ヒスタミン剤で手もなく昏々と眠り続けることはあっても、ふつうの疲労ならば、長くても7時間眠れば、なんとなく回復していたのに、その日はもう何をやっていても眠くてしかたなかった。起きて顔を洗った瞬間に、一日でどのくらいのタスクを完了すれば再び寝床に戻れるか、勘定を始めたほどに、疲れて眠かったのである。

 いまの家には、3カ所ないし4カ所、毛布を被って敷物に擬態して惰眠をむさぼることが可能なエリアが存在する。この日は、午前中にまず最初の場所、作業所の隅で眠った。そして、午後、自室の床に紛れるようにして昼寝をしていた。そうしたら、さすがに冷えた。それだけ嗜眠にふけっているというのに、30分でいいから、いや、15分でいいから眠りたいという気持ちが、夜に近づくにつれてどんどん強くなる。夕食も、もちろん、入浴も省いていい、いますぐ眠らせてほしいと心の底から願う。

 あるいは、カフェイン切れかもしれないし、もしかしたら、気温の日較差が大きくなったことによる身体内部の不調なのかもしれない。

これが薄くなって、またベイクドアラスカが売られている。