ぴょん記

こつこつ憶える

映画を2本観た週末

 このごろわたしがよくいく映画館で土曜の座席をとるには、木曜の早朝にその映画館のホームページにアクセスするとよい。その時間帯なら、好きな座席が選べる。自宅では、画面の指示にしたがって、目当ての映画の、希望の時間枠、座りたい座席をぽちぽちと指定して決済する。映画を観る当日は、映画館の自動発券機で予約番号とパスワード(というか、電話番号)を入力して映画のチケットを発見してもらう。手軽で、すごく、いい。30年前の映画館よりも発券までの手順は多いけれど、それでもずっといい。

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 『三度目の殺人』は、立場は異なれど、「同じ舟に乗っている」法曹三者により、ある社会的事件がひとつの類型の刑事裁判へと落とし込まれ、被告人への判決というかたちで一応は処理されることに疑問符はつかないのかというテーマ。判決を得るまでの道筋で振り溢してきた事実、関係者の感情、そういうものに意味はないのかと。

 つぎの『ダンケルク』の上映開始まで1時間半ほど時間があったので、タクシーさんで1メーターの距離にある「ねぎし」さんの支店で遅いお昼を。焼いたお肉が少しずつ盛られた定食に、牛タンを食べやすくカットしたお皿を付けて。戻りは地下鉄で、デパートで肉まんや月餅、干物などを買った。2本目が終わってから、漬物も。ふだんはネット経由で食料品や日用品を買い求めることが大半なので、目の前に並んだうちから好みの商品を選んでその場で現金決済するのがたのしい。

 『ダンケルク』は、前説のテロップが簡略だったので、たとえば、日本側からみた「日本海海戦」のような、ひとつの歴史的事実に向けた、ある国の国民固有の評価に基づく作品なのだと思った。つまり、これは、英国にとっては、ドイツの電撃戦に押された結果の大陸からの撤退戦ではあるが、その後のアメリカ合衆国の物量及び人員の支援によってノルマンディー上陸作戦、そしてパリ奪還へと繋がるための一里塚。3万人しか大陸から連れて帰れないと当初いっていたのに、民間船の徴用と民間人の参加によって、30万人超が帰国できたことで、英国は新兵を一から訓練する労力と費用と時間を節約することができた。……遠浅の桟橋にぎゅうぎゅうに並んでいるとき、上空から容赦なく爆弾と銃弾が撃ち込まれてくる、そんな思いをしてふるさとへ帰ったあと、あの兵士たちは、ふたたびみたび戦場へ戻っていったのだなあ。

 ちょっと別のことでアノニマスダイアリを書きたい気分だけど、さすがに仕事をしなければ。

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神田「ねぎし」さんで。