アームストロング船長の伝記映画を観ようかともいっていたけれど、『七つの会議』をいずれ、と言っていたので、そちらの予約をして、正午近くから駅前の映画館に入った。そこはいつも利用しているTOHOシネマズではなく、AEONのほうだった。
人間が自分の信じるもののためにどのくらい孤独に堪えられるものなのかはともかく、陰陽師もラブちゃんも中車も、悉く、濃い。顔の筋肉をどのようにゆがめて感情を表現できるのかの競技会のようでもあり、鹿賀丈史や橋爪功、北大路欣也の域に達すれば、もはや無表情ですらひとつのはげしい感情の表出であることが可能となる。ぜひ、ご覧になって。
帰りは、「かがやき」。グランクラスを「見学」に行かないようにと何度もアナウンスが入るので、むしろ行ってみたくなった。