朝から金沢市内の散策。氷見に鰤を食べに出掛ける予定だったけれど、今年の「氷見ぶり」は、残念ながら1月19日に終了宣言が出たらしい。もちろん、同日以降も氷見漁港に鰤は水揚げされているだろうけど、「氷見ぶり」の扱いではない。わたしたちは、バス停でいうと、「南町」の近くのホテル*1に泊まっていた。その「南町」から乗ったバスを一旦次の香林坊で降りて*2、近くのホテルのロビーでバス1日券を購入。これが500円で、結局7回か8回乗降したから、とても便利だった。
兼六園と金沢城は結構の一語に尽きる。初代藩主の妻と、二代藩主の辛苦に満ちた後半生、三代藩主の復讐の話など思い出すと、五代から十三代にかけて造営した兼六園は、明治維新を150年過ぎても観光資源として、金沢城ともども土地の人に大きな恵みをもたらし続けているのだから、がまんはしてみるものだとも思う。
金沢駅で帰りの新幹線の指定席を予約して、会社関係のおみやげを買った。またバスに乗って、近江町市場をぐるっと回って、海鮮丼。
ホテルで小一時間昼寝をしてのち*3、21世紀美術館へ。「チウ・ジージエ 書くことに生きる」の展示も。京博などと大きく異なるのは、平日の日中でも若い観覧者が多く、しかも若い人ばかりではなく、わいわいと実に賑やかに展示を見て回っているところ。よしあしの問題ではなく、それがきっとこの美術館の望むスタイルなのだろう。
ホテルに戻って夕食ののち、わたしはいつものように19時半に就寝。