ぴょん記

大根のおいしい季節ですね。

『BEASTARS』を何度も読んで

 ハルちゃんはひとりぼっちだということを恥じていないし、レゴシくんは自分の心が弱くて、でも身体の本質が肉食獣であることを直視しようとしている。『BEASTARS』(8巻まで既刊。)は、ひとりぼっちだっていい、心が弱くても構わない、それでも自分から逃げないでいるという宣言と、それに対する祝福に満ちた作品だ。

BEASTARS 3 (少年チャンピオン・コミックス)

 もっとも、ハルちゃんが希少種(ハーレクイン種)のウサギのメスに〆られるようになった経緯は、彼女の彼氏がハルちゃんにモーションを掛けたからというもので、その他にもハルちゃんは来る者拒まずな性行動の実践者(だいたいは草食獣。)であるから学園内で浮いてしまうという、動機においては酌むべきものが多々あるけれども、行動はまさしくウサギ的なアレで。