ほぼ毎晩、ベッドに入って、いつ眠りに落ちてもよい状態で、iPadで文章や漫画を読んでいる。目を閉じればすぐ入眠するくせに、眠るのを惜しむように眼は活字や絵を追う。8年前に最初のiPadを与えられるまでは、両肘か、少なくとも肩肘を布団についた状態で本を読んでいた。バックライトのついたiPadを得て以降は、バックライトに助けられて、横向きか仰向きの姿勢で本を読む。そして、幾晩かに一回は、落ちたばかりの眠りをiPadの直撃で破られる。痛い。
だいたい23時台には寝るけれども、目を覚ましたら、またベッドで読書。それで、最終入眠が3時台になることが増えて、いよいよ睡眠不足が自覚されるようになった。そこへ、なんだか代謝が行き詰まった薬効成分の中に眠くなるのが幾つかあったようで、こうなると、もう、朝の6時半に台所に立つのがなかなかの大仕事に。
今日の午前中は、なにもしないで、iPad抱えて、もうひとつの布団で寝ていた。
なぜかスペイン製に。
『ホモ・デウス』の著者のひとつ前の著書、という指定で注文した。きっと面白いのだろう。年内にはわたしも借りて読みたい。興味深い本をよい翻訳でもって楽しんで読むというのは、王侯貴族になるに優る贅沢。