イレギュラーな一種のお祭りが近所の広場で行われるとの告知が入っていたので、午前中に家を出て、日本橋へ映画を2本、観にいった。
稀覯本といっていいのかどうか、「蔵書家」「垂涎」という単語がぽんぽん頭に浮かんでくるような本を愛する人の業というものに、小説を読めない青年もまた、生まれつき巻き込まれていたという話。
原作もそうだったけど、残念ながら、映画でも作り手の伝えたい思想なり精神なりから、新奇性進歩性を感じ取ることはできなかった。でも、それでいい。芝浜だから。
お昼にビールいただきました。電車は行き帰りとも立ちっぱなしになるほどには混んでいた。