ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

大雨で多読

 朝からたくさんの水滴が空のはてから落ちてきた。机に向かって電子書籍や物理版のガイドブックを只管読む。手元にあるだけでは足りずに新たに小説など買い込む。それも上下巻の半分以上は読んでしまう。頭が飽和するまで読んで少し眠る。お腹がすいたので、マルタイラーメンに卵と若布を落として食べて、さらに紅茶のバウムクーヘンまで。また少し眠る。夕刻に至って、自分はようやく嗜眠に身を投げ込む状態に陥ったと確信するも、お夕飯の仕度というものがありまして。鶏五目めし、胡瓜と若布の酢の物、豚肉と新玉葱の炒め、このくらいで栄養バランスとしてはよろしいでしょうか。下のメールボックスまで郵便物を取りに行って、ついでに可燃ごみも集積場に出して、戻ってきた自宅のドアで空を見上げればようやく雨上がる。

 

  五摂家のひとつ・一条家から一橋慶喜のもとへ嫁いだ美賀子姫は、生まれは今出川家という精華家で、生母は西陣の織元の娘で、というふうに、フィクションとノンフィクションが巧みに合わさっている作品。この慶喜は、去年の大河で松田翔太さんが演じた慶喜とイメージが重なるなあと思ったら、それもそのはずで、あの大河の原作も林真理子さんじゃないですか。