ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

児童・生徒・学生の自宅ネット環境

 先日、ツイッターのタイムラインに流れてきたこと:

 そうか、自宅や下宿にネット回線を引いていないと、今後、遠隔授業で(一般的な料金プランで契約している場合)、月々のパケット通信量の上限まで使ってしまうことがあるようだ。簡単に上位の料金プランには移れないしね。今般の新型コロナウイルスからの相互隔離は、社会資本の拡充具合などにお構いなしに始まった事態であるから、自宅でのネット環境に大幅なばらつきのある若い世代が、それでもなるべくギャップを少なくして学んでいけるよう知恵を絞るのは、いわば大人の義務だ。とりあえず、学生のパケット使用料については、まず、総務省が大手三社とその傘下各社に向けて善処を「要請」をしていただけるとありがたい。

 それにしてもこの一ヶ月弱、家にPCや大きいタブレット等があってネット回線やたっぷりのWi-Fi電波があり、しかも経済的に余裕があったりそれほどでもなくても親御さんが教育に熱心だったりするおうちの幾らかでは、学校や塾に行けない間も、子どもさんの補習や先取り学習、受験勉強に、ネットを活用したことだろう。大昔、わたしは、毎月、ベネッセの前身である福武書店が運営する進研ゼミに、通信添削を5枚とマークシートを5枚、郵便で送っていた。せめてマークシートだけでも家から直接送信できれば楽なのにと思いながら。いまは、太いネット回線でほぼ即時にもっといろいろなことができる。ただし、まだまだテレビと同じ程度に、各家庭に、ネットとデバイスが行き渡っているわけではない。お子さんの学校が突然休みになったため、保護者も仕事を減らして収入が少なくなったので、これからいろいろと切り詰めていこうという家計にとって、教育に必要だからネット環境を整えろというのはかなり乱暴だ。

 だからこそ、このコロナ禍をきっかけに、おいおい各家庭におけるネット環境の整備について考えていかなきゃいけないのでしょうね。電気ガス水道の次ぐらいに。