三嶋大社の暦師ときいて思い出したのが、大河ドラマ『軍師官兵衛』で、官兵衛の初恋の人「おたつ」のお父さん「伊吹善右衛門」が、広峯神社の御師として、お札を売り歩く仕事をしていたこと。「おたつ」は、南沢奈央さん。「伊吹善右衛門」は、尾藤イサオさんだった。ドラマの中では、黒田家秘伝の目薬もお札と一緒に売っていたとかいないとか。架空の人物かもしれないので、そのあたりは掘り下げなくてもよいだろう。
晴れて湿度も低いので、タオルケットや薄い掛け布団などを洗って干して畳んでいる。洗濯機が、もうずいぶん古くなったのだが、けなげに風呂の残り湯(+新しいお湯)を吸い上げては、2度に設定した濯ぎをなぜか3度繰り返したりしながら大きな洗濯物を洗い上げてくれている。モノも百年経つと付喪神が生まれるというが、25年ぐらい使ったこの洗濯機にはわたしの愛着がぺったりとシールのように貼り付いていて、とうとう処分することになっての別れの日には、わたしの一部も処分場に連れて行かれるかもしれない。要は、そのくらい世話になってきたということです。