ぴょん記

こつこつ憶える

断続的に起きては見る夢

 ゆうべ、田中麗奈主演のドラマの最終回が始まるころ、ソファを占拠して眠ってしまった。その前は、澤穂希引退後のなでしこ初戦の開始後15分経過後、同じようにぐーっと寝たようだ。さて、なっちゃんのドラマが終わって、おそらく膳場さんのニュース番組、NHKのNEWSWEBといつもの遷移が行われて日付かわったころ、自分の塒に戻って寝直した。その前に、湯冷ましを一口。/寝る前の神経痛の薬をのんでいないけど、必須でもないからまあいいかと寝続けていたが、いざ痛みがきてからでは薬が効くまでにしばらくかかるのでがんばって起き上がって薬をのんだのが3時前。いたみどめのカプセルのついでに何種類か喉に放り込んでまた水をごくり。夢の中で、橋本か南大沢あたりの大きな集合住宅の庭にある木陰でサンドイッチを食べていたなあと思い出す。/いったん目が覚めたら寝付くのにちょっとした技が必要なときもある。しばしばiPadで漫画を読む。寝床で眺めるiPadの漫画は、絵はともかく、文字が小さくて薄いので覿面に目が疲れてすぐ閉じざるを得なくなる。それを何遍か繰り返してまた夢の世界へ。今度は、手回り品だけもって、早急に避難して下さいというアナウンス。わたしは、一緒にいたはずの家族とはぐれてしまう。しばらくして危難の去ったことを知らされて、もといた木陰に残してきたセーターやらサンダルやらを遺失物保管所で拾う。そのときの自分の足元は家で履き古したスリッパだった。/4時半に目が開く。水をこんどは二口ほどゆっくり飲み下し、手洗いに立とうかどうか迷ったけど、また、寝た。夢を見たのかどうだったか。/5時半に起きたときは手洗いに立った。ついでに顔も洗った。それでも眠りの深い時期の尿意による半ば強制的な覚醒であったため、ベッドに潜り込んだらまたぐうぐう寝てしまった。夢の終着点は、あやしげな中華料理店。入ってすぐのカウンター席に着く前に、入口の脇にある、2段ほど階段を上った扉の向こうの老婆らしき人に注文する定食の名を伝える。いつのまにか合流していた家族は、なにやら麺の定食を頼み、わたしは少々迷った末にホロホロ鳥のなんとやらをオーダーした。地震でもなく空爆でもなくましてやポロロッカでもないのに、けっこうたくさんあの集合住宅の庭にいた人々は、どこへ逃げたのか、一瞬で姿を消してしまった。そしてなんとも手際よくまもなく開設された遺失物保管所で、きちんとセーターとサンダルを再び手にできたことはまったく解せないことであるなどと家族と話していたが、待てど暮らせど、麺も鳥料理も出てこない。ああもしかしてもう現実に戻るべき時間かしらと重く悲しくなったころ、iPadガラパゴス携帯電話の両方のアラームが鳴っていた。

 

 

完本 酔郷譚 (河出文庫)

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