ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

眠くて堪らない冬の日

 また薬に中ってしまったのかもしれない。もちろん、寒いのもある。おでんを炊いていた大きい鍋を空にして洗い、パンチングのザルと陶器の蒸し皿をセットして饅頭をふかして朝餉に出したら早くも眠くて眠くて。金曜に封を切ったイノダコーヒのアラビアの真珠もよいお味だったけど、十分の睡眠もほどほどのカフェインもこの冬場の眠気には敵わない。

 そして、山本周五郎の描き出す新たな世界への旅。とても魅力的な原田甲斐という人物を丹念に活写した同じ筆で、俗なこと極まりない、気の毒で愛しい市井の人々をひとりひとり丁寧に紹介している。