ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

大切なことは言葉にならないか

 ある映画の公式サイトで「劇場」の項を見ていたら、あらあら大変、すでにかなり上映館が絞られているうえに、4日の木曜日で上映終了と表示されているところが散見された。これは、来週になるともっと厳しい状況になるのではないかと、あわてて6日の土曜に観にいった。

 その前に、伊坂幸太郎*1と競作のかたちで、五十嵐大介が描き下ろしで発表した『SARU』が、Kindle化されていたので、上下巻とも読んだ。『魔女』の、あるいはコンスタンチノープル全体を呪いにかけ、あるいは宇宙の混沌が地上に入り込むのを命懸けで阻んだ、いさましい女の系譜に連なる人物造形がここにもしっかりと。

 さて、映画のほうは、芦田愛菜さんのべたつかないヒロインぶりと、蒼井優さんの年齢不詳のチャーミングさ、富司純子さんの豊麗な年輪に幻惑されて、わあ、ジム、田中泯さんそのままじゃないですかとたのしく観させていただきました、『海獣の子供』。

 

SARU 上 (IKKI COMIX)

SARU 上 (IKKI COMIX)

 

 

 

SARU 下 (IKKI COMIX)

SARU 下 (IKKI COMIX)

 

 

*1:『SOSの猿』。