スーパーマーケットの惣菜コーナーに於いて年輩の男性からハハオヤならば云々と非難されていた子連れの女性を見掛けたというツイートについて考えてみた9日。わたし、その男性からみると一世代かそこら年下で、そういう理不尽な圧力が一時的にでもあれ有効に作用するクラスタかもしれない。
子連れのハハオヤさんに限らず、男女も問わず、わりと売られたけんかに即座に反応しないように、わたしたち、訓練されているかもしれない。不快な表情すら示さないくらいに。理不尽な言いがかりをつけてくるやつばらは、ふしぎとすぐれた嗅覚で次なる犠牲者を見つけ出す。
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2020年7月9日
いまのはきはきした若いお嬢さんたちからみれば、いかにも駄目なおばさんなんだろうな。こういうとき、いつも思い出すのは、地方議会で同僚議員の男性から紛うことなきセクシュアルハラスメントである野次を飛ばされて「苦笑」を漏らして反応したことを「彼女もその野次を悪気のないジョークであると容認していた」という旨の言い訳に援用されていた女性の議員のことである。失礼な行いに対して毅然として謝罪を求め、それに応じて謝罪するという文化ないし様式が、なぜかここでは根付かない。「苦笑」でスルーして次にいかなければ話が進まないというくやしい現実がある。
タイトルひとつとってみても、ここで求められるのは、そもそもお願いするスタイルの「叱らないで」じゃなくて、「失礼なことをいうその口を閉じろ」という気概ですね。