ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

梅雨の晴れ間が続いて外はやや暑いという

 夜の間に雨が降って、日の出の手前でそれが止んだ朝、近くの山の中腹より上のあたりから、いくつもの水蒸気が斜めの柱になって宙に上がり、薄い雲を形成するのが見える。それを眺めながら、つくづくここは大きな水瓶の縁で、万年という単位で湖が移動した跡に、のちに大和政権に従うことになる村邑が点在していた場所なのだなと思い出す。

 土曜日に洗い上がったラグや干すための敷き布団を背筋にものをいわせてぶん回した結果、比較的脆弱な二の腕が早くも当日の夜から悲鳴を上げる仕儀となった。わたしの身体には、自己免疫が自分の筋肉を破壊する機能が途中から搭載されたので、それを弱めるための免疫抑制剤を日夜たくさんのんでいるというのに、外部からさらに筋肉を痛めつけてあれなんですが、でも敷きたての藺草のかおりは、いい。

 そういうわけで、日曜は、リビングの炬燵の上の布団を洗って干したほかは、ほとんど寝て過ごした。昼食も、マクドナルドさんからハンバーガーを取り寄せて、サラダやヨーグルト、くだものジュースを添えて家族に出して、自分は、小さめのバーガーをふたつ、むしゃむしゃと食べてそれなりである。夕食は、赤飯と生鮭のムニエルとかで一応の体裁はつけた。

 夕方、恵文社一乗寺店さんから通信販売の夜長堂さんの手ぬぐいが届いた。

「十人兎色」という企画のてぬぐいを2枚。

 マツモトヨーコさんの画。もう1枚のは、広げて迫力を楽しむものなので、また後日。