ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

バスに乗ってソフトクリーム食べに

 自宅からは地下鉄の駅がそれほど遠くないので、移動には電車を使うことが多い。料金は、正直やや高いような気もするけれど、本数はきちんと確保されているし、混雑具合も日中を通してそれほどではない。とはいうものの、比較の対象が、長年親しんだ東京メトロ東西線であるから、この評価も普遍的ではないけれど。

 それはともかく、近所へ一歩出掛けてみれば、目の前をバスが通り過ぎていくのをよく見かける。このバスはいったいどこへ行くのだろうかとiPhoneのアプリを使って経路や時刻表を調べてみた。これまで自転車では通ったことのないルートを経て、しまいには北の交通の要衝へと至るバスだった。それが1時間に3本。路線バスとしては、まあまあの頻度である。

 きょうはよく晴れていて、午前中に用事があって外出していた。用事が終わって時計をみると次のバスが来るまで数分、バス停までも同じくらいだった。同行の家族にこれからバスに乗ってソフトクリームを食べにいこうと思うのだけどとかねてから相談していた企てを実行に移すのはまさにいまだと告げた。家族は、ソフトクリームと刺身に関してはたいへんに物わかりがよいのでわたしの申し出に即断で応じ、ふたりでぶんぶんバスに揺られて午前中のソフトクリーム。時間と交通費をつかってでも食べたかった美山の「くもソフト」。今年も会えた。

 

肉まんの写真ですみません。

 少し暑かったのでくたびれて、午後は藺草を敷いた床の近くで風に吹かれながら眠ってしまった。そこで身体が冷えたので、冷房のきいた部屋の毛布に入って暖をとったが末端の冷たさは容易には戻らない。そのうち夕飯の時刻が近づいて、肉野菜炒めなど仕上げているうちになんとなく温かみは戻ってきたが、中年になると夏場でも寒い思いをするものである。