ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

大雨注意報の一日

 気圧が低くてもそれほど身体に自覚症状が出る方ではないと思うのに、朝になっても雨のためにぼんやりと薄暗い気配が続いていると、人間を開店休業したくなる。

 前日の酢飯の残りを稲荷揚げの中にどんどん詰め込んでいく。油揚げを切って開いて、湯通しして味を沁ませて6個ずつとかパックした便利な商品のお世話に、とうとう預かることになった。なぜかこれを買うほうが、ふつうに油揚げを用意するよりもお財布にも優しい。規模の経済狐編とでもいうのだろうか。

 一日中、蒸し暑い部屋、除湿が効き過ぎて寒い部屋、なんとも形容しがたい部屋などの間を行ったり来たりして、疲れ果てて早寝をした。

 

 

 

 この映画が1992年で、もうしばらくすると仕事の行き帰りにトム・クランシーの文庫本をよく読むようになった。『恐怖の総和』なんて上下巻で何センチかあって、読み切れるかというより片手で電車のつり革にぶら下がって反対の手でこの本を捲りながら落とさずに読めるかという心配をしていた。