ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

雨がちの毎日に突入していった

 今年は、このあたりの梅雨入りが平年よりもかなり遅い。あまりに長い間、気象台からのアナウンスがなかったので、「じつは梅雨が始まってそして終わっていた」と、8月の前になって報道されるパターンかとも疑っていたほどだった。

 空はしくしく泣き出す前だし、台所に立つ体幹部は面白いほどに揺れるので、せめて好きなものを作ろうと思って、手巻き寿司を用意した。4つ切りにした海苔に薄く酢飯をのせて大葉を置き、びんなが鮪の細切りなどを巻いて食べる。胃が思うように動かないので、3巻きも手に取れば満腹になるけれど、酢飯と、それからトマトだけは、どんなときでもわたしの命養い。