月曜の全日と火曜の午前中、机に向かっていた。よく整頓された、読むひとが気持ち悪くならない文章を書きたいと思った。納品のあとの毎度の事務仕事を済ませて、数日分のほぼ日手帳の記入を済ませたらぽっかりと時間が空いた。
自分ひとりの昼食は、カップ焼きそばでごく簡単に済ませた。ちなみに、カップ焼きそばの湯切りをするとき、わたしはあのお湯入れの対角線上あるいは丸形のカップならば反対側にある湯切り口をつかわない。もどかしいからだ。金属製のざるで意地悪いほどきつくお湯を切って、小さなキャベツと思しき乾燥野菜のいじましくもどったものの一片すら見逃すことなくもとのカップに戻す。
カップとざると箸を洗ってそれぞれ始末したあと、おもむろに粉を捏ねはじめた。
強力粉、ドライイースト、塩、喜界糖、サラダ油、水、はちみつヨーグルトを捏ねて、3種のドライレーズンを包み込んでまた捏ねて。納品直後なので、作業しながら観ていたドラマの虐待されていた妻の役が壇蜜さんだと30分後にやっとわかった。
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2017年5月9日
観ていたのは、NHK総合の『4号警備』という、民間警備会社による身辺警護サービスに携わる警備員らと顧客とのあれこれのドラマである。夫役の俳優が、彼の仕掛けるDVとモラルハラスメントの被害者である妻役の女優さんの頭上からとぽとぽと赤ワインを掛ける場面があるのだけど、本来ならばその女優さんが壇蜜さんだとそこで気づくべきだった。そのシーンの「妻」は、受け身の演技だけどただじっとしてワインを浴びていれば済むという役回りではない。しかし、作業終了直後で目が疲れていたので、麻生祐未さんにしては少しお若いかもとぼんやり考えていたのだった。
ひるま、アイロン掛けしながら録画をみていたら、「トマト+万願寺とうがらし」の牛肉の鋤焼き、京都風なので味付けは砂糖とお醤油、実山椒というご馳走が出ていた。
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2017年5月9日
これは、『京都人の密かな愉しみ 夏』から。ところで、このシリーズはこれまで4本制作されてきたけれど、次ので完結だという。
パンは、欧風の店にしばしばあるようながっしりした仕上がり。