ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

暑かろうが寒かろうが

 なにを措いても義理ごとは欠かしてはいけないのである。伯母の初盆と、いとこのだんなさまの病気見舞いを不祝儀・祝儀袋にそれぞれ収めていなかの方面に向けて現金封筒で送った。父の長兄の奥さんである伯母には、たびたび食事を出してもらった。いとこのだんなさまは、とにかく気のよい働き者で、早くに父母を失ったいとこを大切にしてくれている。90歳を前に亡くなった伯母を悼み、とにかく働きづめの一生だったと思う。わたしよりたぶん一回りくらい上のいとこのだんなさまについては、本復して体力が戻ってから、またレストランの営業を再開してほしい。

 ……などと書いていられるのは、特定郵便局を含む数カ所の行脚を終えたあとであるからであって、9時過ぎに家を出て3秒後にはすでに涙目になっていた。呼吸がとてもたいへんなのだ。マスクを掛けているというのもあるけれど、そもそもわたしは特に拡散能に相当な問題を抱えた病人で、暑くても、また、寒くても歩行のはじめには大きな困難が伴う。要は、エンジンの掛かりが悪いのだ。

 首の周りには、厚手のフェイスタオル。これで首の後ろに当たる直射日光をブロックしつつ、汗を吸い取るつもりが、もう額からどんどん汗が滲んでくる。この暑さでは、シートタイプの日焼け止めの有効成分もきっと割合早いうちに流れ去ってしまったことだろう。途中のコンビニエンスストアで、冷たい紅茶を買って胃の粘膜経由で身体を内側から冷やすことを試みるも、なぜかたくさんは飲めない。

 たまに外に出ると、かように大騒ぎである。

 

優しい人

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  児童相談所の職員と、3人を殺害したとして勾留中の被告人の、「結婚」。