と、タイトルには当たり前のことを書いている。
あえてリプライにはしませんが、プロに頼むと当然に対価の支払が発生する役務の提供でも、知人経由ならば、なぜか無料か、お茶代やお食事代金でいいという認識の方、けっこうお目にかかりました。逃げましょう、逃げましょう。
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2021年1月6日
かなりぼかして書くと、あるプロの人が親戚伝いに生業ど真ん中の役務を依頼されたそうな。親戚伝いの知人ということで、相場よりは良心的な報酬と交通費でお幾らほどになりますと伝えたところ、予算オーバーなので今回は見合わせます、と。だったらいったい幾らだったら実際に役務の提供を受けたのか聞いてみたいものだけど、それはもはや霧の中。インターネット上のわたしの観測範囲では、描画でごはんを食べている人たちやPC周りのあれこれを職業としている人たちが標的とされることが多い事象である。
自由経済のもと、対価の額の交渉をする余地がまったくないとは、わたしは考えない。しかし、中間者を脇によければ、契約の両当事者は殆ど初対面の他人同士であるにもかかわらず、八掛けや半額が当たり前のように吹っ掛けてみたり、ハンドメイド作品について、原材料費と同等の値段での売渡しを求めたりするのは、どうかやめてほしい。世間のすべての売り場が蚤の市であるわけはない。いろんな理由からそういう無理を通されていては、売り手が、不当に生じた損失を塡補するために、仕方なく他の人から受け取る対価を上げてしまって、結果、しなくてよい損をする人が出たり、ひいては市場そのものが収縮したりすることだってあるからだ。
ついに最終巻!アニメの第2期も始まります!