ぴょん記

りんご、いただきました。

きのうきょうと弱って縮んでいた

 この三連休、とにかく睡眠時間が長い。隙あらば眠ろうとしている。ほぼ日手帳オリジナルへの記帳をはじめとする、朝の作業が夕方にずれこんだりする。寝ていると、頻脈で目が覚める。慌てなくてもいいからと心筋などを説得して速い脈を収めるよう試みてみる。なんとか落ち着くが、油断するとまたへんな感じになる。

 喉が渇いて仕方がないが、水分を喉に流し込むまでにはいくつかのハードルがあり、しかし、正規の手順を踏んでいてはなかなか水にありつけない。だから、もう水道の水でもいいかと思うけれど、あまりに冷たいので、そこはぐっと堪えて湯冷ましを作って飲むようにする。

 夕方が近付けば、ようやく起きて机に向かう。書くほうはなんとかなるけれど、溜まってしまったPodcastのニュースは、ふだんの1.5倍速ではとても間に合わず、ぜんぶまとめて2倍速で聞き流している。まるで、高校3年の秋冬に、長い通学時間の間中、2倍速で英語のカセットを流していたときのようだ。英語の授業で、B4に1枚、ぺらっとプリントされた長文を配られて、数分後にランダムに当てられて1段落ずつ要約をしていた、そういう時期の話だ。

 朝、駅のドーナツショップで2つか3つ、ドーナツを選んで袋にいれてもらう。そこからバスにのって高校に着いて、コーヒーは渡り廊下の自動販売機で買う。授業が始まるまでの時間、コーヒーを啜りながらプリントを解く。プリントは、各教科ともたくさんたくさん出ていた。英語も数学も、解答はノートに書く。言われればそれは提出できるが、わら半紙よりもノートのほうがすらすら書けるので、わたしはノートに解答するようにしていた。

 休み時間も弁当を食べたら、またコーヒーを飲みながらプリントを解いた。ついでに通信添削のも解いた。問題を解く器械になったつもりで、実家と高校と模試会場をいったりきたりしていた。

 あれから何十年も経って、気が付けば足の中指の爪がぽろりと欠け落ちてしまうような中年になったことが、ほんとうに夢のようである。いい夢だか、さて、悪い夢だか。

 

あした死ぬには、 1

あした死ぬには、 1

 
あした死ぬには、2

あした死ぬには、2