ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

カトリン・イェーガーの幼少期

 WOWOW Prime で現在放送中の『FBI INTERNATIONAL』Season2 。あいかわらず、司法共助だか捜査共助だかの名目で、アメリカ合衆国連邦捜査局の捜査官らが、EU各国の街角で、風光明媚な観光地で、つまり国外のあちこちで、連邦法に抵触したおそれのある容疑者らに向かって、拳銃を発射したり、乱暴に身柄を抑えたり。毎日が、『ブラック・レイン』(1989)。

 さて、前シーズンで、ドイツ連邦警察からおそらく連絡官として出向して、それ以上に捜査に大きな貢献を行い、本国に栄転したカトリン・イェーガーというキャラクタがいる。年のころは、40代後半からぎりぎり50代前半、頭も切れるが、身体能力も高く、特に蹴りがいい。Season2の第12回、「インディゴ・ファイル」は、その彼女が、東ベルリンに生まれて育ち、シュタージの諜報活動に巻き込まれて家族を失った経緯が語られていた。1989年秋のベルリンの壁崩壊の前、東ドイツでシュタージが行った非合法な工作が、実は西ベルリンでも展開されていたとか、つらすぎる事実がどんどん並べられていて、なかなかの仕上がりだった。

 このドラマは、ほかの回もとてもよいのだけど、ただ、NHKの『世界ふれあい街歩き』が、虚心坦懐に視聴できなくなった憾みはほんの少し、ある。いつ犯罪者を追ってきたFBIが現れるか、ときどきどきどきする。とくにプラハ

 

 このごろいつも飲んでいる「これ」が、ブラックフライデーの先行セールで安くなっていたので、すかさず買いました。