ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

海外ドラマを長々と観ていた

 「NUMBERS」という21世紀初頭にseason3まで作られたらしいアメリカ合衆国のドラマがあって、筋はFBIの中堅捜査官の兄と、5歳下の数学科教授の弟が、協力して難事件の解決を図っていくというもの。これがWOWOWオンデマンドで配信されていて、寝る前に観ていたら、起きても自動で再生が続いていて、いったいどのエピソードを観たのかそれとも観ていないのかわからなくて、とりあえず全部最初から見直している。結末まで記憶しているようなら次のエピソードに進む、が、また寝てしまう。ドラマ自体は、とても面白い。

 NUMBERSの次は、「CSI:サイバー」で、CSIシリーズはなんとなくスタイリッシュすぎて高嶺の花っぽいので、season2から試しに観ることにした。いま3本とも追っているFBIシリーズが、どれもアメリカ合衆国の、あるいはヨーロッパの絶望的な現実に幅寄せして作られているのに対し、「CSI:サイバー」も、さすがにCSIシリーズだけあって、軽みがあって、悲惨な事件にも幾分かの救いはある。アメリカの犯罪ものか医療ものの吹替えドラマしか近頃みてないなあとも思う。アトウッドの『侍女の物語』の「ハンドメイズテイル」も、次のシーズンで終わりだし。

 きのう、伊藤沙莉さんと松岡茉優さんのポッドキャストを久しぶりに聴いていたら、「ゴシップガール」のエピソードが引用されていて、いま30歳前の女優さんたちが「ゴシップガール」を観ていたのは、10代半ばくらいかなと。おふたりともそのころにはとても若い女優さんとして働いていたので、娯楽のためだけにDVDをつぎつぎと観ていた私とはまったく違う視線であのお騒がせドラマを見ていたのだろう。