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ぴょん記

まじめにはたらく

きれいに離れる

 きのうツイッターを読んでいる間に気づいたことだけど、ある人とわたしとの間の引き戸が徐々に閉じられていって、それはほんとうにゆっくりとだったけどけっして開ける方向には動かず、相手が巧者だったのかそれともわたしが鈍かったのか、とにかくこのへんでその動きをとどめようとなにごとかしたとしても、もとのちかしさに戻ることはないのである。

 なにもその人とばかりはかぎらない。いったんは近づいていたものがやがて遠ざかっていくのか、それともはじめからその人とはさして近くもなかったのか、縁ということばで、はたしてなにもかも説明できるものなのだろうか。

 とりあえず、手が攣って年賀状の返信としての寒中見舞を出せなかった分の花便り、今年は書いておこうと思う。

 

 2015年に出たものの続編。月刊「&Premium」に連載された。

 

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