ぴょん記

上古文学、外国語、数学、調理、編みもの、縫いもの、競争法

作業で暮れる

 火曜も終日机に向かう。机の上の作業スペースがどんどん狭くなるので、当座の作業には関係のない辞書やらなにやらは、洗って干した古いトートバッグや紙袋に入れて一旦退避させる。そうしても、根本的解決に繋がりはしないのに。

 ともあれ、隙間を確保してからは、わりあい作業に集中していたはずだ。アマゾンプライムナウでついでに頼んだ粒あんとマーガリンの挟まったコッペパンを昼の燃料にして、イノダコーヒの金色の袋(ティアラ・ブレンド)で淹れたコーヒーを啜りながら。一区切りついてから、さらに執拗に推敲を重ねた。居職なので、目を休める間に、小松菜を茹でたり、トマトを切って冷蔵庫に入れたりしているから、作業がすべて終わったのが夕食開始の30分前でもまあまあ平気。

 

 唐突だが、わたしは、ごく一部の例外を除いて、およそ個人の嗜好というものは、ある種のビッグデータを構成する部分であると捉えているので、あのウェブCMそのものについても、擁護・叩きの両論、正面からの、あるいは斜めからの反論、再反論等々に関しても、もしかしたらそういうこともあるかもしれぬという姿勢をできれば保ち続けたいと思っている。そして、世の中は、きっとわたしの好きな鮨ねたにも、漫画作者にも、プリント柄にも、個別具体的には興味がない。好みの鮨ねたはたまに寄る店の職人さんが、新刊が出れば必ず買う漫画作者はウェブ書店の「おすすめ」AIが、いとしい木綿生地は自分の頭が、それぞれちゃんと覚えているから世に広く言う必要はない。それなのに毎朝ブログのエントリを書くのはなぜか。まだなにか言いたいことが残っているのか。それはまだわからないけれど、ともかく、大きな街の隅で、ほとんど終日黙って、しみったれて暮らすのが、いまのわたしの趣味には合っている。

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 食品宅配「らでぃっしゅぼーや」の「らでぃっしゅぼーやの毎朝食パン」は、スライスしようとするとぽろぽろこぼれて勿体ないので、半分に切って別方向に半分に切って、卵を焼いたあとの小さなフライパンで何面かを焼いていただきます。

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 フォルクスのパンの籠のそばにあったのは、ホイップされたマーガリンのパックだったけれど、肉の皿に載っていたのはバターだったと思う。