ぴょん記

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どんぶりものと秋の空

 きのう、親子丼についてのエントリを書いていて、『酒とかみりんとか、七味唐辛子や漬け物について触れなくてもいいのだろうか。』と一瞬だけ迷った。それらについては、親子丼には、たとえば酒やみりんについていえば、適量を加えたほうが、それもよいものを撰んでつかったほうが、もちろん旨いにきまっている。しかし、相手はどんぶりものである。これはけっしてどんぶりものを貶めていうのではないが、丼にめしと具を一緒に盛っておいしく食べる、そのどんぶりものの本義からすれば、丁寧に作ることこそあれ、息を詰めて贅を凝らしたつくりを目指すことはふさわしくない。酒やみりんを加えるか加えないかにかかわらず、あっさり作って、ぺろりとおいしいのが、わたしは好きです。

 夕めしのあと、お皿を洗って歯も磨いて、しかし、親子丼のレシピを書いていたら、芋を食べなければという思いが生まれ、そしてそれはだんだん膨らんでいった。先週の水曜、食品宅配で届いた2本、土曜に家族が買ってきた3本、さらに昨日届いた3本。それぞれ異なる種類の甘藷らがどうぞ早めに喰うてくれと台所の隅で静かに唸りを上げていたからだ。だから、鋳物のグリルで焼いて粗塩とバターで食べた。焼くのに40分かかったが、おいしかった。

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秋の空