ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

染料とたたかう朝/宣伝に見惚れる夕べ

 また、1箱500円の髪染めの4分の1を用いてのヘアダイ。2種類のクリームをプラスティックのトレーの上で混ぜて、染めたいところに置いて15分から20分待つ。それから、周囲に染料のついた髪を触れさせないように気をつけてバスルームにいって洗い流し、ついでにシャワーも浴びてしまうというだけの作業なのだが、構造上、風呂がとても寒い場所にあるこの住戸では、これが冬期にはなかなかきつい。およそ3か月に1回の髪染めが、楽にできるようになったと感じる頃には、たいてい桜も散っている。

 あえてグレイの髪を隠さずに装う、という選択が昨今はメディアでしばしば紹介されている。そういうスタンスは以前からちゃんとあるにはあったけど、比較的若い年代のおもに女性が、モードの一部として、すべては染めないという姿勢を示すのが目新しい点だろう。これを「提唱」し始めたフリーアナウンサーの人は、そもそもは染料に被れる体質であったため、だんだん染めないようになったのだとか。

 わたしは、どうなのだろう。滅多に美容室に行かないのは、髪を切る必要性をさほど感じていないからということもあるし、その分のお金をよいシャンプーやコンディショナーに回したい気持ちも強い。ラッシュの紫ショックがこのごろ1個1000円を超えたけれども、これはパッケージがない固形シャンプーなので、詰め替えの手間がないし、わたしよりもむしろ夫の髪質に合っているらしい。少し香りがよくて洗浄力のしっかりしたシャンプーや石鹸というのがわたしの入浴へのモチベーションを維持する重要なツールであるので、そこは譲りにくいのだ。

 夕方、あるユーチューブ上の宣伝を観て、一目で虜になった。以前から気にはなっていたけれど。詳しくは後日。

 

 これより若い巻の、ストリッパーの話など特によかった。愛情と性欲と、生きることそのものへの欲望とか、たまに同性と話したいことはあるけれども、なんだかもうね。