ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

初春の陽のうらうらと水面照らし

 火曜水曜と東京は雨降りだという。今年はなるべく歩くようにするといった手前、正午過ぎに近所の大きめの公園を目指して歩き始め、人も疎らな園内のベンチに腰を下ろして、またぞろハハと、雪花菜の中身は油揚げ、小口に切った葱、蒲鉾、あとなにが宜しいかなどと益体もない話をしていた。しばらく直射日光のぬくみを身体に貯えて、それではと電話を切って、メガストアへ。わたし、やはりいまは歩くのに適した身体ではないようで、上下に弾むウサギ歩きの上に、横にも大きくぶれる。それでも以前のように肺がすぐに休止を要求することもなく、分速で65メーターほどは歩く。これを80ぐらいに持っていけたらどんなに便利だろう。平地で脚に筋肉を付けたら、つぎは階段だ。坂道の上りをなんとかしたいのだけど、なにせわたしの住む場所は、どこまでもフラットなのだ。

 

宇治拾遺物語 (角川ソフィア文庫)

宇治拾遺物語 (角川ソフィア文庫)

 

  わたしがさきごろ入手したのは、表紙カバーに「角川文庫ソフィア」とある。