ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

こんどはもっと編み目が増えた

 年末に仕上げた「牛の第n胃」をどこに行くにも巻いていって、ストールと違って風に吹き飛ばれそうになったり畳んで落としてしまいそうになったりしないので楽だと思った。そこで、洗い替えを作ることにしたが、前回3号輪針で1周160目だったのを同180目にしてみることにした。緩くする方向へ変えたのは、輪っかの内側にわたしの髪の毛が入り込んでしまい、その分の隙間を余分に設けなければ、若干息苦しくもなるからである。けっしてわたしの頭が大きいからではない。

 人に、これをこうしてほしいとかあれはどうぞやめてほしいとか、わたしはいろんな期待をする。その思いを明らかにしても望みがかなわないことも多く、まして口に出して文字にして外部に表明することをしなければ、それを察してもらえることなど百にひとつもない。いっそのこと、誰か自分ではない別の人を動かすことなど、はじめから計算にいれないほうがよいのか。

 そういうことに比べたら、編む縫うことの、なんと容易く掌のうちに糸や布をほしいままにできることか。

 

  マルチカラーのOpal毛糸で編んで、続きは単色ので。