ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

確定申告の仕度とか

 仕事をお預かりしている先からの支払調書等揃ったので、例年と同じように前年分のデータを利用してPCで確定申告書を作成……しようとしたら、PDFファイルは出てきたけれど、拡張子dataのファイルがPC内に、ない。都合により、前々年分より前のは、このPCに入っているよしもないので、だいたいの部分をぽちぽち手打ち。

 いまより生計を立てる手段が本格的に増えるとしたら、税務のほうは、おそらくほぼ自力で処理することはできるだろうけど、節税技術とか高度な技は駆使するべくもないので、貯えの切り崩しや場合によっては借入れしてまでも税を納めなければならなくなるかもしれない。そういう面倒ごとを戸籍の上では他氏になったきょうだいにまで背負わせるのは酷に過ぎるとどこかで感じている自分がたしかにいる。

 農林漁業とはいうけれど、なかでも林業は、一本の木を植えた人がその木を伐採するとは限らない。檜なら植えて50年でだいたいいい感じに背の伸びた木をそこから先、どうやってもっと見応えのある、よい木に育てるか、植えた当人の子や孫、曾孫、直系がいなければ縁あってその林を手に入れた人が粘り強く考えなければならない。

 大きな儲けが得られるなどとは、家族の誰も考えたこともない、山間地の植林である。ただし、まったく儲けが出ないとしても、そこに立木のある限り、年々の諸経費は掛かり続けるので、人に迷惑を及ぼさない程度に「経営」をする必要がある。新しいことをするのは、胸躍るという人もいるけれど、わたしは目下、生きているだけで頻脈で心臓ばくばくになりがちな生き物である。小さな斧を腰からぶら下げて山に入る日、前途のあまりに遙けきに気圧されて、早くも泣いてしまうかもしれないね。

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タリーズのホットドッグはけっこう好きです