メダカ水槽のそばに置いた小松菜の小さい株の真ん中からすっと茎が伸びて、蕾をつける頃になった。きのうは、最高気温が21℃ほどまで上がったが、きょうはそれよりは5℃ほど低いらしいと聞いていたせいか、午前中はぞくそくと寒気がした。こんなとき、頼みの綱のセーターは目下修繕中なので、同じ編み地でこの冬に買った外出用のほうを着ていた。まだほとんど新品のそれを着てわかったことがある。なるほどたしかにわたしは肘の真下のほうに圧をかけて作業することが多いようだ。丈夫なウールの糸も、これを何年も続けられたらさすがに薄くなって揚げ句、穴が生じるのもむべなり。
平日の朝、ゴーレムのように起きて台所に立つ、その数分のつらさを緩和するために、「あしたの卵はちょっと変える。目玉のターンオーバーじゃなくて野菜とチーズの入ったオムレット。」と宣言して寝た。1時間近く早く起きられたけど、時間が余って、途中で、谷崎の『二人の稚児』の続きを読んでいた。
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2020年3月11日
寒いと感じている上に、上に引いたツイートのような事情があるので10時前に激しい眠気がやってきた。眠れないのにとりあえず横になってみて、しばらく輾転反側して机に戻ってきた。