どこにも行かないから、せめて外国語のニュースを聴いて耳を馴らしておこうとしているのだけど、もともと頭のなかに文字と発音との間の繋がりが形成されていない言語は、ほんとうに聴くだけである。
それなら少しばかり、デクテーションができるような言語はどうかというと、それもまったく覚束ない。かろうじて、固有名詞を拾っては、だいたいどの方面の話をしているのか推測する程度なので、このごろは、1.5倍とか2倍とかの速度でたくさん聞き流している。
NHK は、ドイツ語のニュースポッドキャストの配信をやめてしまったので、heute journal video などの配信をためておいては、それをiPadからJBLのスピーカーに飛ばして聴く。もっとも、この種のニュース番組を聴いたからといって、語学力が総合的にどうのこうの変化するという期待はしていない。ただし、部分的に完熟がもたらす効能というものはたしかに存在するのだ。
けっきょく、自分の頭の中にしか、自分を楽しませる玩具は転がっていない。
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2020年12月13日