金曜日にビールを500ml飲んで、土曜日にジンのソーダ割りを100mlほど飲んだ。土曜日の2杯目がやや濃かったようで、一旦寝たあと、真夜中に胃がぐるぐると鳴ってそうかさっきソーダ割を飲んだな、と思い出したりした。ふだんは、サイダーすら一口二口しか飲まないものを。ジンというよりは炭酸の刺激が胃壁を叩いた感じだった。
そういうわけで日曜日は、かなりだらだらと机に向かっていた。出口戦略とはいうけれど、とにかくもぞもぞと蠕動運動を継続するだけで精一杯の毎日で、先のこととか人生とか、そういう俯瞰的なことばを思い浮かべることがなくなってからもう随分が経った。
刹那を積分した先に、もう次の正月がくる。
永瀬正敏さんと江口のりこさん、それに村上淳さんの主演で、2013に映画が公開されたという。また、近藤ようこさんによって漫画化もされている。
わたしは、ちょっとこの小説、わからなかった。