冬至に向かって季節が凋み込んでいるのを割り引いたとしても、かなり嗜眠傾向が強いように思う。18時の夕食のあと、食器を洗って、ついでに自分の歯も磨いて、ごろりと横になったら、23時近くまで眠ってしまう。それから小一時間して、今度は朝まで本格的に眠る。長く眠ったからといって、起きてすぐの気分が清明であることは少ない。どうしてもどろりと混濁しがちである。これでは、ひとりの大人としての社会生活はなかなか営めない。泥の中の小さな蝦のように、密やかな小さな商い(しかし合法的な)で身を立てるよりほかない。
現場からは、こんなところで。