ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

歩き回って用事を片付ける

 その書類を区に提出しなければならないのは、6月ごろからわかっていた。添付書類が幾つかあったが、そうたくさんはない。ただし、ある種の事項証明や領収書の類いがすべて揃うまでに時間がかかって、〆切を徒過するのもやむなしということになり、やっと本日、提出の運びとなった。

 今朝は、最寄り駅のそばの銀行の支店に寄り、それからタクシーで区の窓口のある建物までいった。先日、COVID-19 のワクチンの2回目接種の折、その会場が区の施設だったので、ここでその書類を出せればいいなあと思ったけれど、もちろんそういうわけにもいかなかった。その銀行支店から窓口のある建物までは、だいたい1.5kmくらいで、歩いてもかまわないけれど、帰りはきっと歩くことになるので(ふだん客待ちのタクシーがないエリアなのだ。)、行きは文明の利器と小銭の経済力に頼った。

 書類の提出そのものは、10分で終わった。区役所などの一般の人の出入りする公務所、それに病院の外来などは、年齢や社会階層の別なく、成人した男女が入り交じる場所なので、ときに面白いことも目にし、稀には不愉快な目にも遭う。でも、本日は、他の人と接触することもなく、まして、「よう、ねえちゃん」とふざけてくるのにも会わず、窓口のある建物の外に出た。

 それから、秋の風に吹かれて、ふらふらと家に戻った。このごろ家の近所のスーパーマーケットが軒並み改装して小綺麗になっているのがうれしくて、途中、少し買い物をした。今夜は、野菜天を少し混ぜて、今季はじめてのおでんだ。

 

 今朝までアマゾンの Kindle Unlimited  のメンバーシップがあったので、今月号からPrime ReadingではなくUnlimited の対象に変わってしまった週刊コミックバンチの新刊を読むことができた。灰原薬応天の門』では、とうとう嵯峨上皇が亡くなった2日後に起きた承和の変へと話が遡っていった。変の重要人物、阿保親王の子息である業平の述懐を聞いた道真が、すごくいいことを言っていた。単行本十数冊分のエピソードの果てに、あの坊ちゃんがこんな青年に変わったとは感無量であるけれど、読後また寝てしまったので話の内容はわりとたくさん忘れてしまった。そして、その間に、Kindle Unlimited のメンバーシップは失われてしまった。

 『応天の門』のディテールは、単行本になってからまた読み直そう。

 そうそう。都バスのグリーンライナーで、これなむ都鳥と口ずさみつつ、うとうとしていると、そのうち湯島天神の横を通るので、東京にも業平と道真を偲ぶよすがはありますね。