主病由来かどうか筋肉痛がきつくて、ロキソプロフェンのお世話になることが度重なった。ほぼ10年前に発病して、2年の間は、長期入院を3回繰り返した。それを退院して、3泊あるいは4泊の短期入院は、免疫機能を鎮めるためのパルス療法や、2回だけ眼科の白内障の手術だった。水晶体が濁っていて眼底が見えないとか、眼球こんなに固くなっていてはきっと網膜もだめではとか、いろんな眼科医にコメントされてきた右眼が、裸眼で0.8の視力ですよ。本当にありがとうございました。
さて、たしかに、昨秋以来、家事の処理量が増えた。なかでも大きいのは、台所仕事だ。パンと麺類、ファーストフードのデリバリーが多かった三度の食事、これが、朝から味噌汁とだし巻きを用意し、米のめしも炊くようになって一変した。野菜の消費量が3倍近くになって、肉はともかく、魚も金額にして以前の2倍以上は生協で注文している。疲労でしばしば熱を出したり、きょうはA面だけど、明日からB面に突入して、身体を動かすことがいろいろきつくなることだろうと憂鬱に予測したりすることも増えた。
そこで、そうか、昨夏までのほぼ8年間は、仕事も家事もフルの1/4しかしていなかったが、昨秋以降は、それが倍になってハーフリタイア程度は働いているのだと気づいた。この衰えた身体に、そういう使い道があったとは。えらいぞ、わたしの身体。
泡は出るので、石鹸と同じように使えばいいのかな……